ブイヤーベース(スープドポワソン)
ピサンリでお出ししているブイヤーベース(スープドポワソン)は 店主の修行先である
マルセイユの一つ星レストラン L’Epuisette で学んだレシピによるものです
ブイヤーベースの発祥の地であるマルセイユでは 「ブイヤーベース憲章」と呼ばれる
公認レシピが定められています
この「ブイヤーベース憲章」は 昔ながらのブイヤーベースの味を守るために定められたもので 多種多様に変化する食文化の中にあっても 自分たちの郷土の味を受け継いでいくという
マルセイユっ子の心意気が感じられるものです
ブイヤーベース憲章とは マルセイユ市が公式に定めたレシピで 「具材にする魚は地中海の岩礁に生息するものに限定し、海老類、貝類、タコ、イカは入れないものとする」「具材としていれる魚は最低でも四種類以上とする」「短時間で仕上げること」などの細かな規定があります
また ブイヤーベース(bouillabaisse)の語源は 煮込む(bouill)+火を止める(abaisse)の
合成語であるといわれており 短時間でグツグツ煮込んで作る漁師料理ならではのスープを象徴しています